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【野球初心者向け】OPSとは?意味・計算方法・見方を3分で理解しよう

こんな悩みを解決できる記事になっています!

  • OPSって何?どういう意味?
  • OPSの計算方法
  • どのくらいなら良い選手といえるの?

プロ野球を見始めたばかりのころ、中継で解説の方が「この選手、OPSが高いですね」と言うのを聞いて、「え、OPS?」と思ったことはありませんか?

打率やホームランは何となくわかるけれど、OPSは初めて聞いた……という方も多いはずです。大丈夫、最初はみんなそうです。今日は「OPSって結局なに?」という疑問を、やさしく3分で解消していきましょう。

OPSとは?ひとことで言うと「打者の総合力」

OPSは「オーピーエス」と読み、On-base Plus Slugging の頭文字をとった言葉です。日本語にすると「出塁率+長打率」。この2つを足した数字のことです。

  • 出塁率:打席に立ったとき、どれくらいの割合で塁に出られるか
  • 長打率:1打数あたり、平均でどれだけ塁を稼げるか

「塁に出る力」と「長打を打つ力」をまとめて、その打者がどれだけ得点に貢献しているかを表した数字、と考えてください。

なぜ打率だけではダメなの?

打率にはちょっとした弱点があります。フォアボールで出塁しても、打率にはカウントされません。それに、ホームランも単打も、同じ「1安打」として数えられてしまいます。

そこでOPSの出番です。出塁率で「四球も含めた塁に出る力」を、長打率で「バッティング能力」を評価できるので、打率だけでは見えない打者の価値が見えてきます。

OPSの計算方法

OPSの式は、足し算ひとつです。

OPS = 出塁率 + 長打率

それぞれの式は次の通りです。

  • 出塁率 =(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠牲フライ)
  • 長打率 = 塁打数 ÷ 打数

塁打数は、単打を1、二塁打を2、三塁打を3、ホームランを4として合計した数です。

数字は中継や公式サイトが表示してくれるので、自分で計算することはほぼありません。「こういう仕組みなんだな」くらいで大丈夫です。

OPSの見方:この数字ならすごい!目安を知ろう

OPS評価のイメージ
.700前後リーグの平均的な水準
.800以上主力クラスの好打者
.900以上球界を代表するトップレベル
1.000以上歴史に残るレベルの超一流

ざっくり言うと、「.800を超えたらすごい、.900を超えたら怪物級」 と覚えておけばOKです。

2026年の実際の選手で見てみよう

ここからは、今シーズンのセ・リーグの選手で実際に確認してみましょう。数字は9月28日時点、規定打席に到達している選手のものです。

佐藤輝明選手(阪神):OPS 1.012

リーグトップの佐藤輝明選手の成績は、次の通りです。

  • 511打数161安打、四球66、死球2、犠牲フライ5
  • 塁打数317(ホームラン37本を含む)

これを式に当てはめてみます。

  • 出塁率:(161+66+2)÷(511+66+2+5)=229÷584=.392
  • 長打率:317÷511=.620
  • OPS:.392+.620=1.012

目安の「.900以上」どころか、超一流のラインである1.000を超えています。打率.315も立派ですが、出塁率も長打率も高いので、OPSがここまで伸びるんですね。

打率が低いほうがOPSは上?

もうひとつ、おもしろい比べ方をご紹介します。

打率出塁率長打率OPS
細川成也
(中日)
.228.357.415.773
増田珠
(ヤクルト)
.289.347.391.739

打率だけを見ると、増田選手のほうがずっと上です。でもOPSでは、細川選手が上回っています。

その理由は、細川選手が四球を92個選んでいて、ホームランも24本打っているからです。ヒットの数は少なくても、フォアボールでしっかり塁に出て、打てば長打になる。打率には表れないその価値を、OPSはきちんと教えてくれます。

OPSを知ると、観戦がもっと楽しくなる

「打率は低いのに、なぜ主軸を任されているの?」という選手がいたら、OPSを見てみてください。四球や長打が多くて、監督が使い続ける理由がわかるかもしれません。

ただし、OPSは足の速さや守備力、チャンスでの勝負強さまでは表しません。あくまで「打撃力をぱっと知るための便利な目安」として、実際のプレーも見ながら楽しんでください!

まとめ

今日のポイントをおさらいします。

  • OPS=出塁率+長打率で、打者の総合的な打撃力を表す
  • 打率では見えない「四球」や「長打」の価値がわかる
  • 目安は .800以上で好打者、.900以上でトップクラス
  • 打率が低くても、OPSが高い選手はいる

野球には、最初は聞き慣れない言葉がたくさん出てきます。でも、ひとつずつ意味がわかるたびに、テレビの向こうの試合がだんだん「自分ごと」になっていきます。

次に中継で「OPS」と聞こえたら、「あ、出塁率と長打率を足したやつだ!」と思い出してみてください。それだけで、もう立派な野球ファンの仲間入りです。

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