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1番の人気球団は?プロ野球観客動員数No.1決定戦

あなたはスタジアムでのプロ野球観戦経験はありますか?プロ野球を最大限楽しむには現地観戦が1番ですよね!そこで素朴な疑問。観客動員数No.1はいったいどの球団なの?自分の推しチームはどのくらい観客が応援しに来ているの?結局観客数は増えているの、減っているの?

それでは一緒にプロ野球観客動員数No.1決定戦を見ていきましょう。

まとめ

  • 2023年観客動員数No.1は阪神タイガーズ
  • 2023年収容率No.1は横浜DeNAベイスターズ
  • 過去10年の成長率No.1は横浜DeNAベイスターズ
  • 2019年に過去最多の観客動員数を記録(NPB全体)

2023年観客動員数No.1は

2023レギュラーシーズンの全日程が10月10日に終了し、2023年観客動員数が確定となりました。1試合平均の観客数は昨年と比べてセ・リーグが16.6%増の3万2913人、パ・リーグが22.1%増の2万5526人となりました。

球団別では4万1064人の阪神がトップ。全12球団が昨季を上回りました。新球場のエスコンフィールド北海道が開業した日本ハムは昨季比47.8%の大幅アップ。

過去最多の観客動員数を記録した2019年はセが3万4655人、パが2万7202人でした。

昨季から観客動員数が増加しているNPB。それでは各球団の観客動員数はどうなのか見ていきましょう。

観客動員数ランキング(セ・リーグ)

観客動員数昨季比
阪神タイガース41,064+12.9%
読売ジャイアンツ38,145+18.4%
横浜DeNAベイスターズ32,126+30.0%
中日ドラゴンス30,333+19.1%
広島東洋カープ28,540+2.9%
東京ヤクルトスワローズ   27,447+20.6%

観客動員数ランキング(パ・リーグ)

観客動員数昨季比
福岡ソフトバンクホークス35,705+14.3%
オリックスバファローズ27,048+35.9%
北海道日本ハムファイターズ26,515+47.8%
千葉ロッテマリーンズ25,055+21.1%
埼玉西武ライオンズ20,040+19.0%
東北楽天ゴールデンイーグルス18,868+0.6%

2023年シーズンは、阪神タイガーズが観客動員数No.1となりました。大声援の甲子園球場は迫力満点。対戦チームに対するプレッシャーも半端ないことでしょう...

ちなみに過去最多を記録した2019年も、阪神タイガースが観客動員数No.1に君臨していました。(1試合平均42,935人)

2023年球場収容率No.1は

人気球団を比較する際に、大きく報じられるのが観客動員数。しかし、私が見落としてはならないと考える数字が「球場収容率」。どれくらい満席に近い状態かという観点です。

各球場は最大収容人数に違いがあり、どれだけ満席にしたとしても観客動員数では人気球団にかなわない状況が生まれます。ですので、ここからは収容率の観点からランキングを見ていきましょう。

収容率ランキング(セ・リーグ)

球場収容率最大収容人数
横浜DeNAベイスターズ94.7%33,912
東京ヤクルトスワローズ88.6%30,969
読売ジャイアンツ87.7%43,500
阪神タイガース86.6%47,400
広島東洋カープ86.5%33,000
中日ドラゴンズ       83.3%36,418

収容率ランキング(パ・リーグ)

球場収容率最大収容人数
福岡ソフトバンクホークス89.1%40,062
千葉ロッテマリーンズ82.6%30,348
北海道日本ハムファイターズ75.8%35,000
オリックスバファローズ74.8%36,146
埼玉西武ライオンズ63.5%31,552
東北楽天ゴールデンイーグルス60.3%31,272

2023年シーズンは、横浜DeNAベイスターズが収容率No.1となりました。満員の球場は熱気が最高潮ですし、チケット購入が難しいとなると、早くからのチケット購入やシーズンシート購入の検討など、球団としては好循環が生まれてきます。収容率の数字を見ると、ベイスターズは好循環を生み出すサイクルに入っているといえるでしょう。

過去10年成長率No.1は

ここまで観客動員数や収容率をランキング形式に見てきました。では、過去10年間の数字から、一番成長しているといえる球団はどこなのか探っていきましょう。

※2013年シーズンの観客動員数と2023年シーズンの観客動員数を比較した数字となっています。

成長率ランキング(セ・リーグ)

2013年2023年成長率
横浜DeNAベイスターズ19,80232,126+62.2%
東京ヤクルトスワローズ19,89927,447+37.9%
広島東洋カープ21,74428,540+31.3%
中日ドラゴンズ27,75330,333+9.3%
阪神タイガース38,49441,064+6.7%
読売ジャイアンツ41,78138,145-8.7%

成長率ランキング(パ・リーグ)

2013年2023年成長率
千葉ロッテマリーンズ17,50625,055+43.1%
オリックスバファローズ19,97927,048+35.4%
福岡ソフトバンクホークス33,45835,705+6.7%
東北楽天ゴールデンイーグルス17,79318,868+6.0%
北海道日本ハムファイターズ25,77326,515+2.9%
埼玉西武ライオンズ22,23420,040-9.9%

10年前と比較した成長率No.1に輝いたのは、横浜DeNAベイスターズでした。その数値はダントツの+62.2。

横浜DeNAベイスターズは、2011年に「株式会社ディー・エヌ・エー」が経営権を取得したことから大きく飛躍しました。2016年には、横浜スタジアムの株式取得を行い、球団がコントロールできる状況を整備しました。「単なるプロ野球観戦の場」から、「プロ野球に興味がない人でも楽しめる場」というコンセプトのもと、多種多様な企画を実行してきたからこその成長率No.1球団といえます。

※まちづくりプロジェクト「I ☆ YOKOHAMA」

パ・リーグで成長率No.1に輝いたのが千葉ロッテマリーンズ。千葉ロッテマリーンズでも、プロ野球ファン以外の人々に興味を持ってもらえるような仕掛けを行い成長してきました。中でも「BLACK SUMMER WEEK」は、夏フェス気分を味わえるライブイベント、DJブース、BMXなど野球以外での楽しみがつまった興味深いイベントです。

BLACK SUMMER WEEK

プロ野球のライバルはディズニーランド

日本プロスポーツ界ではNo.1人気といえるプロ野球。しかし、ここまで観客動員数や成長率を見てきた中で、今後さらに発展していくためには、野球以外の点に目を向けることが重要であるということがわかってきました。ボールパーク化、スタジアムグルメ、エンターテインメント性、SNS。近年このようなワードを耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか。プロスポーツビジネスはあくまでもエンターテインメント。ライバルとして見据えるべきは、あのディズニーランドなのではないかと私は考えます。

試合の勝敗は最後までどうなるかコントロールできませんが、スタジアム内外でのホスピタリティやイベント企画など、コントロールできる点に魅力を感じるとさらに観客動員数が増えていくと予測できます。

2023年シーズンは、新型コロナウイルスによる制限が撤廃され、声出し応援や選手との触れ合いも復活してきました。あの甲子園での大迫力ジェット風船応援も解禁されることも待ち遠しいですね。

過去最多の観客動員数を記録した2019年の数字をいつ超えるのか、そして成長は続いていくのか。今後もプロ野球は日本に欠かせない存在となることを期待したいです。

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