応援しているチーム・選手については知っているけど、そもそも日本プロ野球ってどんな組織?どういう構造?という疑問についてお答えしていきます。
日本プロ野球-NPBとは
- 日本野球機構(Nippon Professional Baseball Organization)の略称
- 1936年 日本職業野球連盟(NPBの前身)設立
- 2019年 観客動員数1試合平均3万929人(過去最多)
- 全12球団(セ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団)
年間スケジュール
日本野球機構(以下NPB)とは、セントラルリーグ(以下セ・リーグ)とパシフィックリーグ(以下パ・リーグ)を統括する一般社団法人です。NPBにより年間の試合日程やその他各種イベントが組まれています。ここでは大まかな年間スケジュールをご紹介します。
1月 | シーズンオフ |
2月 | 春季キャンプ |
3月 | レギュラーシーズン開幕戦 |
4月 | |
5月 | セ・パ交流戦 |
6月 | セ・パ交流戦 |
7月 | オールスターゲーム |
8月 | |
9月 | レギュラーシーズン最終戦 |
10月 | クライマックスシリーズ・日本シリーズ・ドラフト会議 |
11月 | 秋季キャンプ |
12月 | シーズンオフ |
観客動員数は増えてる?減ってる?
NPBでは、2005年より観客動員数が実数発表となりました。2005年から2023年までの観客動員数を見ていきましょう。過去最多の入場者数を記録したのは、2019年。この年は、福岡ソフトバンクホークスvs読売ジャイアンツの日本シリーズとなり、4連勝でホークスが日本一になりました。
- 2005年(843試合) 1987万2215人 平均2万3573人
- 2006年(846試合) 2040万7538人 平均2万4122人
- 2007年(864試合) 2118万7029人 平均2万4522人
- 2008年(864試合) 2163万8197人 平均2万5044人
- 2009年(864試合) 2239万9679人 平均2万5925人
- 2010年(864試合) 2214万1003人 平均2万5626人
- 2011年(864試合) 2157万196人 平均2万4965人
- 2012年(864試合) 2137万226人 平均2万4734人
- 2013年(864試合) 2204万7491人 平均2万5517人
- 2014年(864試合) 2285万9351人 平均2万6457人
- 2015年(858試合) 2423万6920人 平均2万8248人
- 2016年(858試合) 2498万1514人 平均2万9115人
- 2017年(858試合) 2513万9463人 平均2万9300人
- 2018年(858試合) 2555万719人 平均2万9779人
- 2019年(858試合) 2653万6962人 平均3万928人
- 2020年(618試合) 482万3578人 平均7805人 ※入場規制あり
- 2021年(816試合) 784万773人 平均9608人 ※入場規制あり
- 2022年(858試合) 2107万1180人 平均2万4558人
- 2023年(858試合) 2507万0169人 平均2万9219人
NPBのトップは誰??
12球団の統括をしているNPB。ではそんなNPBのコミッショナー(最高責任者)はどのような人なのでしょうか。
◆榊原 定征(さかきばら さだゆき)※2022年12月より
- 元東レ会長(2010~2015)
- 日本経済連合会会長(2014~2018)
- 関西電力会長(2020~)
NPB12球団紹介
NPBにはセ・パ合わせて12球団が加盟しています。各球団それぞれに歴史があり様々な特色があります。ここでは各球団の優勝回数をご紹介します。
セ・リーグ
- 読売ジャイアンツ リーグ優勝38回・日本一22回
- 東京ヤクルトスワローズ リーグ優勝9回・日本一6回
- 広島東洋カープ リーグ優勝9回・日本一3回
- 中日ドラゴンズ リーグ優勝9回・日本一2回
- 阪神タイガーズ リーグ優勝6回・日本一2回
- 横浜DeNAベイスターズ リーグ優勝2回・日本一2回
パ・リーグ
- 西武ライオンズ リーグ優勝23回・日本一13回
- 福岡ソフトバンクホークス リーグ優勝19回・日本一11回
- オリックスバファローズ リーグ優勝15回・日本一5回
- 北海道日本ハムファイターズ リーグ優勝7回・日本一3回
- 千葉ロッテマリーンズ リーグ優勝5回・日本一4回
- 東北楽天ゴールデンイーグルス リーグ優勝1回・日本一1回
今後もNPBに要注目
ここまでNPBについてご紹介してきました。新型コロナウイルスの影響があったものの、観客動員数は順調に増加してきています。2022年にコミッショナーに就任した榊原氏は「観客動員数3000万人を目指す」と目標を掲げています。2023年3月にWBC優勝という輝かしい成績を収めた日本野球界。今後の日本野球界の盛り上がりに要注目です。