2023年7月11日(日本時間12日)にオールスターゲームがシアトル・マリナーズの本拠地、Tモバイルパークで開催されました。
大谷翔平選手をはじめ、スター選手が勢ぞろいする特別な試合の結果を一緒に振り返りましょう!
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まとめ
●22年ぶりのシアトル開催
●観客数47,159名
●日本人選手:大谷翔平(3年連続3回目)、千賀滉大(初選出)
●MVP:エリアス・ディアス(コロラド・ロッキーズ、初選出)
●ナ・リーグ勝利(12年ぶり) ナ・リーグ 3-2 ア・リーグ
注目選手結果
◆大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス):①三振 ②四球
◆ロナルド・アクーニャJr(アトランタ・ブレーブス):①右飛 ②三振
◆ランディ・アロサレーナ(タンパベイ・レイズ):①左安 ②三振
◆ルイス・アラエズ(マイアミ・マーリンズ):①中安 ②右安(打点1)
最多得票の選手は・・・
現在MLBスター選手のなかで最も人気がある選手、大谷翔平選手。そんなスパースターの得票数はなんと、264万票。アメリカン・リーグでの最多得票数を獲得しました。これにより、大谷選手は2021年から3年連続3回目のオールスターゲーム出場となりました!(ちなみに、日本人最多出場はイチロー選手の10回)
大谷選手が打席に入ると、球場では「Come to Seattle!」(シアトルに来て!)と、シアトル・マリナーズへの移籍を切望する地元ファンからの熱いラブコールが鳴りやみませんでした。
「やっぱり大谷選手が一番人気でしょ」と思いきや・・・。大谷選手を抑えてメジャーリーグ最多得票を獲得したのが、ロナルド・アクーニャJr選手。得票数はなんとなんと、308万票。
オールスターゲーム前の成績は、打率.331(リーグ2位)、ホームラン21本、打点55、盗塁41(リーグ1位)、OPS.990(リーグ1位)
リーグ最多得票選手の後半戦の活躍、そしてワールドシリーズでの対決の実現を楽しみにしましょう!!
史上初の記録ラッシュ!?
同じ名前の選手がホームラン
2回裏アメリカン・リーグの攻撃、5番ヤンディ・ディアス選手(タンパベイ・レイズ)の打球はレフトスタンドへ。初出場・初打席で記念すべきホームランを放ちました!
そして、8回表ナショナル・リーグの攻撃では、代打エリアス・ディアス選手(コロラド・ロッキーズ)が逆転ツーランホームランをこれまたレフトスタンドへ運びました。エリアス・ディアス選手も初出場・初打席でホームラン。
これにより、MLBオールスターゲーム史上初の、同じ名前の選手によるホームランとして歴史に名を刻みました!
ロッキーズから初のMVP
先ほどご紹介した、エリアス・ディアス選手は逆転ホームランを放ち、見事MVPに選ばれました。ディアス選手の所属チームコロラド・ロッキーズからは、これが初めてのMVP受賞となり、受賞シーンでは、殿堂入り選手ケン・グリフィーJrさんからクリスタルのバットがディアス選手へ渡されました。
HRダービーで初の親子優勝
オールスターゲーム前日に開催された、ホームランダービーでも史上初の記録が生まれました。
優勝したのは、ウラディミール・ゲレーロJr選手(トロント・ブルージェイズ)。決勝戦では、ランディ・アロサレーナ選手に勝利し優勝賞金100万ドル(約1億4000万円)を獲得しました。
実は、ゲレーロJr選手のお父さんウラディミール・ゲレーロさんも2007年のホームランダービーで優勝しており、親子そろっての優勝は史上初となりました!
魅力盛りだくさんのオールスターゲーム
今年も魅力盛りだくさんで最高に盛り上がった夏の祭典。これから後半戦が始まるメジャーリーグの試合を、このオールスターゲームで活躍した選手を応援するのも面白いのではないでしょうか。
読者のみなさんが気になる大谷選手の活躍、日本人選手の活躍もお見逃しなく!