筆者の私は、プロ野球ファン歴23年。自分が内野手を経験していたということもあり、大好きなプレーはゲッツーです。
この記事でご紹介する、「ゲッツーとは何か徹底説明」を読めば、プロ野球をより深く楽しむことができます!
記事前半ではゲッツーの説明、後半ではゲッツーに関わる数字の説明をしていますのでぜひお楽しみください。
野球でよく聞くゲッツーって何?
ゲッツーの言葉の意味
「ゲッツー」とは、1つのプレーで2つのアウトをとることを指します。"Get two"という英語表現そのままの意味です。
よく使われる表現としては、「ダブルプレー」「併殺」もありどちらも同じ意味の表現です。
1イニング3アウトで攻守交替する野球において、ゲッツー(2つのアウトをとること)は非常に価値の高いプレーといえます。
ゲッツーはどんな場面で起きる?
基本的には、バッターとランナーを1つのプレーでアウトにとることでゲッツーは成立します。
【具体例】
- ノーアウトランナー1塁。バッターが内野ゴロを打ち、2塁でランナーをアウトに、1塁でバッターをアウトにしてゲッツー成立。
- ノーアウトランナー1塁。バッターがサード正面のライナーを打つ。サードはその打球をノーバウンドでキャッチしバッターアウト。その後飛び出していた1塁ランナーを1塁に送球しアウト。
- ワンアウトランナー1塁。バッターが三振しアウト。それと同時にランナーは盗塁を狙うが、キャッチャーからの送球で2塁でアウト。
これらのように、ランナーが1人以上いる状況でのみゲッツーは成立します。「この場面はゲッツーがあるぞ」という視点で観戦すればさらにおもしろくなりますよ!
ゲッツーの数字の意味
ゲッツーの表現として「6-4-3(ろくよんさん)のダブルプレー!」というプロ野球実況の言葉を聞いたことはありませんか? この数字は、野球の各ポジションを表している数字なのです。
野球では各ポジションをこのように数字で表します。
1:ピッチャー(投手)
2:キャッチャー(捕手)
3:ファースト(一塁手)
4:セカンド(二塁手)
5:サード(三塁手)
6:ショート(遊撃手)
7:レフト(左翼手)
8:センター(中堅手)
9:ライト(右翼手)
先ほどあげた「6-4-3のダブルプレー」とは、ショート→セカンド→ファーストとボールが渡ったゲッツーのことを表しています。
このように数字の意味が分かれば、実況の方の表現や、隣で観戦している野球好きの方々の言葉がわかり、楽しく観戦できること間違いなしです!
ゲッツーの使い方・例文紹介
野球には専門用語が多く、理解していないと使えない言葉がたくさんあります。そんな中、「ゲッツー」という言葉を会話で使っていると、「この人野球知ってるなー」と思ってもらえます。
例)応援しているチームが守備をしており、ワンアウトランナー1塁の状況。
例) 応援しているチームが逆転のチャンス。ワンアウト満塁の状況。
このような言葉が自然に出てくるようになれば、野球談議が盛り上がること間違いなしです。次の野球観戦の時にぜひ使ってみてください。
【プロ野球】華麗なゲッツー動画
ここまで「ゲッツー」について説明してきました。これらの説明を抜きにしても、ゲッツーのプレーは見ていてとにかく気持ちいいんです。
最後にこちらの動画をご覧ください!
プロ野球観戦でゲッツーが起きそうな状況では、プレーから目を離してはダメですよ!ゲッツーを堪能して隣のファンの方と大いに盛り上がりましょう!!